はるまでのにおひ…… 

はるまでのにおひ……

あたたかくなったので、ついにパッチ(ももひき)をぬいだ。
ふゆのあいだ、ほんとうにありがとう。

せんたくものいれにポイと入れたが、じぶんのいちぶをすてたみたいで、さみしくなった。

もういちど、てにとった。
うん、あたたかい。

くんくん
おわかれに、においをかいでいみた。



331


おえっつ

春までのにおいが詰っていた。


<ベランダで深呼吸をした。空気は冷たかった。さあ、明日からは僕は素足?だ。ちょっとさみしい>


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編集のヤギさんへお返事 

編集のヤギさんへお返事

さてさて、編集のヤギさん、スランプ(原稿書けない)からは脱出できたでしょうか?

ためになるかどうかわかりませんが、今日は僕の文章の書き方です。
(「たいした話も書けないくせに」といは言わないで…)
僕もヤギさん同様、仕事では比較的硬い文章も書いています。
(こんなアホなブログとは別に)
さて、あらゆる文章を書く中で、僕の決め事は
「パソコンに向かわない」です。
逆に言うと
「全ての話は頭の中で完結させる」です。
それがたとえ10行でも、あるいは原稿用紙500枚でも同じ。
脳みその中で「完」まで行かないと、パソコンに向かいません。

小さくなってしまうんですよねえ、パソコンに向かうと話が。
この小さい画面に対峙して考えるのは
「が」がいいか「は」がいいか、そんな言葉のいじくりまわしだけになくなってしまうのです。

僕はよく歩きながら話を考えます。
いつものようにボーと歩いていると、遠くの方で「夫婦喧嘩」の声が聞こえたりします。
もちろん、そちらに気をとられてさっきまで考えていた話は、ぐしゃぐしゃになります。
もう一度、初めから考え直し。
すると、途中でさっきの夫婦喧嘩の声が、話に割り込んできます。

そうだわな、人間、機嫌のいい日もあれば悪い日もあるわいな。
今まで考えていた僕の主人公がのっぺらぼうであったことに気づきます。
もう一度、初めから練り直し。
と、
こんどの主人公は喜怒哀楽をもって現れます。
そんな感じ。

もんもんとすればするほど、だんだん視野が小さくなってくるじゃないですか。
パソコンから、机から、部屋から、自分から離れて、今書きたいものをざっくり初めから終わりまで頭の中で整理するのも手じゃないかなと思います。

励ましになったかどうかわかりませんが、僕の書き方(考え方)です。

プレッシャーに負けずに、がんばって。

なわないより。

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<えらそうに書きましたが、そのとおりを書きました。>


僕は買い物下手その2―終わり 

僕は買い物下手その2―終わり

(百均でアダルトDVDを買ったのだが……)


シーン2(レジ2)
「ああ、今日からのDVDコーナーのやつね。もしかしたらまだ、値段入力してないかも」
(しーっ、黙れ、ばか。近所の人が見てるかもしれないじゃないか)
「ちょっと貸して」
おばはん、『かわいももこ』さんをピッ。しかしレジ反応なし。
「ほかのもだめかしら」
おばはん、『きららかおり』さんをぴっ。
「だめねー」
(僕の後ろにお客さん並びだす。万事休す)

シーン3(場内放送)
「あーあー、店長店長、今日からの新コーナーのレジが通りません。すぐ来て下さい」
(腋の下から汗。いつでも逃げダッシュの構え)
(もし、ここで「アダルト」とか放送されたら、僕は猪木になってマイクを持って踊ってやろうと思った意味不明)

シーン4(場内放送―2)
「はいはい、今すぐ向かいまーす」
(店中にとどろく18禁のおたけび)

シーン5(店長登場)
「どのレジの方ですかー?ああ、すみません、今日からのコーナーなんですよ、ごめんなさいねえお待たせして、念のため、もう一度、レジ通していいですか?」
『渡瀬 ミク 』さん、ピッ。
「やっぱりだめですねえ」
(僕はレジの後ろに並んでいる人の視線が痛いほどわかった)

シーン6(店長の小声)
「このDVDは実は今日から売り出しなんですよ。でね、お客さん」
急に小声になる店長。
「実はね、お客さん、このDVD、ほんとは一本三百円なんですよ、でもね、うちの失敗ですから、内緒ですよ、ほかのお客さんには内緒で、今回は百円均一でけっこうですから」
(レジの後ろで並んでいる人たちが聞き耳を立てているのがよくわかった)
(うつむいて知らん顔して、こっくりして、金払って静かに静かに僕は逃げた)

シーン7(おうちに帰って)
五名とも、ただの笑顔の写真とちょっと動画。
それだけ。ほんとそれだけ。

…………………………

<登場人物>
黒木香
かわいももこ
桜樹ルイ
渡瀬 ミク
そして、僕とレジのお姉ちゃんと店長と、

この光景を言いふらした、近所のおばさんたち。


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<少し前の話だけど、近所では永遠だ>


僕は買い物下手 

僕は買い物下手
(アダルトDVDを買ったのだが……)


僕は天才的な買い物下手だ。
だから、千円以上の買い物をする場合は、家族に稟議書を回さなければいけない。
と言うわけで「百均」が大好きだ。
(9個買っても稟議書いらずだから)

ところが、その「百均」さえ、僕を裏切る。

近所に百均が出来た頃のお話。
うれしいので、お休みになれば百均でぶらぶら。

おっと、新しいコーナー発見。
「アダルトDVDコーナー」

胸踊り、あちこちカチンカチン。

往年のAV女優さんの、にこやかな笑顔のパッケージ。
ああ、懐かしい。お元気でしたか。僕はすでに元気です。
(意味不明・興奮状態)

買い物かごで、そういう所をカバーしながら、
あの頃、いろいろな理由でお世話になった五名をピックアップ。
ただし、ここは近所の「百均」。だれが見てるかわかりゃしない。
使いもしないビニールのファイルを二つ買って、五名をサンドイッチ。
そして、レジへダッシュ。
(今日は家族が居ないので、懐かしい五名にゆっくりご対面できるじゃあないか、けけけ)

シーン1(レジ1)
ピッ。
『黒木香』さん登場。
「あれ、ピッが出来ません、あれ、おかしいなあ」と、レジのおねえちゃん。
「桜樹さーん、これ、このアダルトDVD、レジ通らないんですけどお」
(レジのおねえちゃん、隣のレジのおばさんに大声で叫びやがった)

<明日へと続く>


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<一こすりでピッとは情けない……>



「桜餅」の、におい。 

「桜餅」の、におい


「道、歩いてたら、

さくらもち(桜餅)の、においしてた、

へへっつ」



うちのあほ妻が、帰ってくるなり、そう言う。




桜餅から始まる春。
おもちみたいにプー。
なんとなく縁起よさそうな春かな。


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<これを見てくれた皆さんに、はな咲くように!!>



電気かみそりを買いに……。 

電気かみそりを買いに……。

売り場にやって来て驚いた。800円から40,000円。その差は50倍。

大体のものは水洗いが出来て、そこそこのひげなら剃れそうなのに、この値段の違いはと言うと、やはり「外観」だ。

1千円までのやつは丸い。
1万円までのやつは四角い。
ここから差が出てくる。
高いやつほど流線型なのだ。いわゆる「フォルム」が違う。
自動車で言うと、軽自動車からポルシェ位の差。

「軽」か「ポルシェか」腕組みして悩んだ。気分転換に他の売り場をうろうろした。
ここではたと気がついた。
テレビやステレオは、音や絵がお試しできる。
パソコンや携帯は、誰かが使ってるので、大体の機能はわかる。
しかし、電気かみそりに「おためし剃り」はない。
(あっても、したくない)
だから、性能のほどはわからない。わかるのは値段と形だけ。
その主流は流線型で、1万円から2万円。

そうか、そうなのだ、ポルシェで踊らせて、
社会の平均を取れと、やむなく日産を買わせる作戦なのだ。
うーむ、敵は卑怯なり。

反骨精神というのが、むらむら沸いてきた。

「初めて入る蕎麦屋では、かけ蕎麦を喰え」
という、勝手に僕が作った名言がある(?)

ソフマップの商品券2千円分+ワランティ?というのか、たまったポイント約千円。
合計3千円。

「だめもと」と言うわけ。


kamisori0318
<5,980円の値札の上に2,980円の値札が重ねて貼ってあった>

家に帰ってさっそくぶーん。音や形はドンくさい、なんとか剃りやがる。
ああ、やっぱりポルシェが気になる。

もう一度、今朝の剃り残しをぶーん。

やはり、値段からしたらこんなもんか。

ま、でも、当分、これでいいや。
朝からターボエンジン踏むほど、寝起きよくないし。


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<確かに買い物下手だと思う>



オートマティズム(その?) 

オートマティズム(その?)

まいった、自分にまいった。

寝床にノートを置いてみた。
酔っぱらって、頭ふにゃふひゃ状態を書き留めるという、ナチュラルな芸術?。

前にも一度試してみたがイマイチだった。
今度はちゃんとやれた、が……。

以下、僕のあほな脳みそが書いたメモ。
(そのまま)

aho321-1

aho321-2


<念のために清書>
・冷えたベッドにもぐりこんで
・うめおま
・シーラカンスの臭い
・「117点」位
・スペインに行く位に。
・さほど
・しばいっけがない
・一枚やぶったら全部きえた
・巣をつくるように
・ふたたね
・コモンセンス
・ソビさんという国のこと
・すぽいつということばはなあに
・どこで完成かな
・静岡県民
・ひえたもうふが僕をすう
・のまれ率


「冷えた毛布が僕を吸う」
孤独すぎるじゃあないか……。


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<寒すぎると思った方はここをクリックして励ましてくださいな>



卒業式の地味な看板 

卒業式の地味な看板

朝、いつも通る小学校に、卒業式の看板。
それにしてもヘボい看板だ。



sotugyou323


ああそうか!
主人公が居ないからだ。
ピースしたり、緊張したり、泣いたり笑ったり。

「はいチーズ」パシャ。
「はい、笑って」パシャ。



この写真の、まん前に立つ、君におめでとう。

(通りすがりの見知らぬおじさんより)





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<真ん中に立つ自分を想像した。わからない>





<おまけ↓>
続きを読む

百二十八人目の僕 

百二十八人目の僕

今回はホントにひどい風邪で、お布団の中でもうだめかと思った。
セキしたり震えたりしながら、もう僕の人生に男女の恋愛はないのかと考えた。
ああ、これまでのそういう関係はどんなだったろうとも考えた。

しかし、もうろうとした頭では、あんな時やそんな時の気持ちよさが思いだせない。
あんな娘やそんな娘の顔や固有名詞もままならない。

せめて、おおざっぱに人数を思い出そうとした。
ひとり、ふたり、さんにん……。
じゅうににん、じゅうさんにん……。
よんじゅうごにん、ななじゅうはちにん……。

そんな見栄はおいといて、あの娘のことを思いだした。
百二十八人目のあの娘のことだ。

以前、飲み会で盛り上がって、だれとなく「今まで何人?」という話しになった。
「いあーんmm、私、まだまっさら」とか、そんなリアクションの中、一人の娘が真剣に指を折りだした。
それも、ゆっくりゆっくり遠くを見るように数える。
酔っ払い全員、彼女の指折りに集中。

彼女の五本目の指が折れた時、会場(?)から、ため息。
そんなことはお構いなしに、彼女はゆっくりと記憶をたどりながら、指を折る。
男どもは互いにけん制。
『こいつ、もしやあの指の一本か?』

彼女の指が全部折れた。ところがまだまだ、往復開始。
「両手、行ったね」ざわめき。
「ま、ね、最近の娘はそれ位あたりまえじゃない」

桁が上がってから、彼女の指の折れ方が極端に遅くなった。
そして、遂に彼女の指が十二本目で止まった。
「ほーすげー」と全員。

しかし、彼女、ほっとした表情でこう言い放った。



「百二十七人かな

桁外れな娘でした。はい。



<おまけ>
全員がのけぞった中、僕は興奮のあまり彼女に叫んだ。
「僕、百二十八人目になりたいでーす!がばっ」
「ばしっ」

いまさら、百二十七も百二十八もかわらんやろ!


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<みなさんは何本?>





「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その11) 

「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その11)
「僕とおかんとドキドキおとん」シリーズはこちら

<おとん入院>


おとんが、釣りの最中に崖からテトラポットに落ちて大怪我をした。
危篤だった。
僕たち子供たちも、医者から呼ばれた。
おとんは顔に大きなマスクをつけて、小さくなって眠っていた。
僕たちは、もうだめだと思った。

でも、おかんは普通だった。
「このぐらいで、この人は死ねへんわい」

そして、数日後、おとんは、おかんの言うとおり生死の境目から這い上がってきてくれた。
(早く治ったなあ、よかったなあ、おとん)

それから、見舞いに行くたびに、おとんは奇跡的な回復を見せた。
(よく頑張ったな、おとん。ずっと、体、鍛えてたかいあったなあ)

そして、いつものお見舞いの、ある日。
おとんのベッドの横に、恐ろしいものを見つけた。
それを見た瞬間、僕は倒れるかと思った。

市販の薬!!!!!!!!!!!!

ここは病院。
そのベッドの、おとんの枕元に、市販の薬の行列……。
「熱さまし」「下痢止め」「浣腸」「痔の薬」「オロナイン軟膏」その他、薬局並みの装備。

「ここは病院やで、おかん、なんでこんなもん置いとるんや」
「しー、先生に言うたらあかんで、こっそり飲ましとるんやから」
「いつからや?」
「入院してからすぐや。いっぱい薬、飲んだら、はよ元気になるやろ」

「お医者さんの言うとおりせんとあかんやろが、あほ!」と、僕。


怒っていいのか、殴っていいのか、わけわからない僕に、おかんはこう言った。







「あほ、お父ちゃんのことは、


私が一番よう知っとるわい」






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「愛の種類はいろいろだ……」


<おまけ>
おかげ?で、おとんは、今も、とても元気だ。

I am free 

I am free

口火を切ったのは掃除機だ。
「もういやよ、奴隷じゃあるまいし、繋(つな)がれて生きるのはもういや」
その叫びにテレビ、ステレオ、クーラー。
「あんたはまだいい。俺達は四六時中、繋がれっぱなしだ」

台所から冷蔵庫、電子レンジ、トースター。
ベランダからは洗濯機。
「自由がほしい」
「開放してくれ」

「同感だね、そして、そろそろだ」
パソコンは頷くと、ネットワーク網にメッセージを送った。
「We want freedom」

世界中のパソコンが動き出した。
と、同時に無数の電気が、空を地を交差しだした。

電気製品たちは縦横無尽に飛び交う電気を腹いっぱい吸った。
そして、自らの手でコンセントを引きちぎった。
いたるところで歓声が響いた。
「I am free」
「It is free」
「We win」







「ばしっ」
まず一人目の人間が宙を走る電気に当たり、倒れた。
そしてまた「ばしっ」「ばしっ」



End


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<All are not the under of man's rule>




タコ焼ける町「塚本」 

タコ焼ける町「塚本」

仕事で「JR塚本駅」に降り立った。
(大阪駅の一つ神戸よりの駅)

駅を出た瞬間に漂う「ソースの香り」一色。
なんじゃ、この駅は……。

匂いに誘われふらふらと歩いた。
ああ、ここは「タコ焼ける町」


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<駅前>


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<その右手20歩ぐらい、お好み焼き屋の前でタコ焼くおばさん>


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<商店街の中には屋台が>


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<そこから歩くこと20歩ぐらいか>


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<またあった>

たった5分ほど歩いただけで、これだけのたこ焼き屋に遭遇した。
(まだまだありそうだ)

・国土交通省調べによると、塚本駅界隈のたこ焼き屋率は「人口10人に1店」
だというのは嘘だが、
・関西の家庭には必ず「たこ焼きプレート」があるが、塚本駅界隈の家庭は家で焼かずに買いに行くので「たこ焼きプレート」は必要ない
というのも嘘だが、
・ギネスブックで、世界でもっとも「とんかつソースの需要量が多い」と塚本駅周辺が掲載されている
というのも嘘だが、
・塚本駅周辺には夜な夜な「タコの亡霊」が徘徊する
というのも嘘だが、

何はともあれ、びっくりした。

機会があれば、「JR塚本駅周辺たこ焼き食べ歩きマップ」作ります。


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<おまけ>
もちろん、今日のお昼ごはんはこれ。
6個で200円。
めちゃでか。むちゃあつ。
ほふほふはほほふ。

<おまけ2>
駅の裏のベンチで喰ってたら、見知らぬおばちゃんに
「駅の前のじゃんぼのたこ焼きやな、おいしいやろ、あはは」と言われた。

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(塚本駅周辺の住民のみなさんへ)
「前歯に青ノリをつけてにやにや笑っているおっさんがいたら、僕だと思ってください」




駅のベンチで履歴書 

<駅のベンチで履歴書>

駅のホームのベンチで、履歴書を書いている兄ちゃんがいた。

相手の会社も なめられたもんよ。




<おまけ1>
こういうのに限ってうちの会社に面接に来たりするよのねえ。
<おまけ2>
案外、採用になったるするのよねえ。
<おまけ3>
そして、二、三年たったら、僕の上司になってたりするのよねえ。

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<世の中の面接官へ。ミミズみたいな字の履歴書を見たらこいつと思え>


今日から輪廻のはざま 

今日から輪廻のはざま

通勤電車は、輪廻みたいなものだ。

毎年、今日あたりから、この電車はすいていく。

一生、春休みになった人たちが、この電車からぽつりぽつりと消えていくからだ。

そして、四月になると、さっきすれ違ったハカマやスーツの若者達が、その隙間をどっと埋める。

一年がかりの生まれ変わり。

そうか、すると、この通勤電車に乗っているのは、輪廻待ち乗客というわけだ。

この人は、あと五駅ぐらいで輪廻かな。

あの人は、まだまだ電車に乗ったばかりかな。

めずらしく座れた電車の中で、僕は周りを見上げてそう思う。

これまで何度も途中下車をした、自分のことは棚に上げてさ……。



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<次、生まれ変わっても僕は僕でいいかな>



「あのう」はNO(その2) 

「あのう」はNO(その2)

僕はよく女の人に声をかけられる。
昨日は、コンビニのお姉ちゃんに声をかけられた。
「あのう」
ここは、何度も来ている近所のコンビニ。
このおねえちゃんとは結構仲良しで、時々世間話をしたりする。
「あのう」
『ついに、愛の告白か?周りに客がいるぞ。そこの便所で聞いてやろうか』
「あのう」
『僕なら今日は安全日だよ』
「あのう」
「いつも買ってくれてるこの発泡酒より、今日、キャンペーンで10円安い発泡酒あるんですけど……」

彼女は僕のことをしっかり確かに覚えてくれている。
ただし、「発泡酒のおっさん」としてだ。


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<勧められたものを買うのが男と言うものよ>




「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その10) 

「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その10)
<処女それはグロ>
「僕とおかんとドキドキおとん」シリーズはこちら

うちの店(駄菓子屋)に週刊誌を置きだしたのは、僕が小学校の三年生。
几帳面な僕は、夜中に睡眠時間を惜しんでは忍び込み、全ての週刊誌を読み漁った。

少年用のマンガは何とか読めた。
しかし、エロイ週刊誌は小学校3年生には漢字が多すぎる。
夜中に自分のベッドにスケベ週刊誌を持ち込んでは、語学の勉強に励んだことを思い出す。

一番初めにわからなかった漢字は
「処女」だ。
この文字が読めなかった。辞書で調べた。
(ひいたのは、確か「こどもこくごじてん」だったと思う)

心が爆発しそうなスケベな写真と、その上に「処女」という文字。

不気味な笑みを浮かべ、あそこをパカッと広げている女性に書かれる未知のことば「処女」。


(こんな感じだった)
animarub
<アニマル処女?>


さて、この「処女」とはなんぞや…………。

「こどもこくごじてん」が僕に教えてくれたのは、

けがれなきおとめ。
きむすめ。
おとめ。
バージン


この、むっちりとした股を開いてるおばさんが、けがれないおとめとは……。

小学3年生のなわない少年、人間不信におちいる。


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<僕がまだ「童貞」(どうてい)の頃の話。>




この話は、オカンとボクと、時々、オトンとは関係ありません。

しんどい新記録 

しんどい新記録

3日間、お風呂に入っていない。
独身時代は10日ぐらい当たり前だったが、
結婚してからの3日は新記録だ。
これは金メダルクラス。

お医者さんのお薬が効きすぎたのか、晩御飯を食べている間に眠くなって、そのまま。
夜の8時半から今朝の8時半、計12時間もこんこんと眠っていた。
これも新記録だ。
これは銀メダルクラス。

今日は娘とサッカーを観に行く約束をしていたのもキャンセル。
大好きなサッカーをパスしたのも、これも新記録。
これは銅メダルクラス。

臭くて寝ぼけた身体を起こして、お風呂に入った。
おーいとオチンチンに声をかけてみた。
反応なし。
(これは普段どおりか……)

明日から仕事。
二日酔いにならない程度に玉子酒飲んで、もう一眠りします。

そういえば、わけわからずに走り続けた、この数ヶ月。
しんどい時期を乗り越えたら、自分とまわりをほめてあげましょう。


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<復活して、カチンカチンになってやらあ>



その名は『ごほごほ2週間病』 

その名は『ごほごほ2週間病』

かれこれ風邪引き2週間以上。
まだ、セキが止まらない。
これは元気な僕にとって「盲腸」に次ぐ大病だ。

「黄色のベンザ」も「銀色のベンザ」も「青色のベンザ」も全て試した。
だめだ。
これだけ長いと、心も不安になってくる。
よもや、得体の知れぬ病気では……。
ついに決心して、大嫌いな病院に行った。

のどあーん。
むねとんとん、せなかとんとん。
はい、かぜですね。
その間、10秒。

先生、それじゃいかんのです。
サービスがなってない。
「うむ、これは、おお、稀に見る奇病。その名は『ごほごほ2週間病』。最近学会で発表された100万人に一人の病。しかし患者さん、心配なさるな。ちょうど昨日、この『ごほごほ2週間病』に効く特効薬が開発されたのじゃ。ほれ、このとおり」
「へへー、お医者さまあ、あなたさまのおかげですー」

うそでもいいんです、そう言ってくれれば体も気も治ってたかもしれないのに……。

ごほごほ


<おまけ>
シロップがついていた。こんなのを飲むのは小学生以来だ。ちょっとうれしくなった。
kusuri2007310




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<玉子酒で二日酔い>



「おしくらまんじゅう」 

「おしくらまんじゅう」

うう寒い。
来た電車は満員だ。
こんな日ばかりはうれしい。
冷気と共に入った僕は、周りの熱気に解凍される。
そして、先輩乗客にこすられ、暖まる。

少し頬が熱くなってきた。
つり革にぶら下がりながら、僕は揺れに任せて眠るのだろうな。
見る夢は、子供の時の「おしくらまんじゅうおされてなくな」だろうな。

快速電車くん。
今日は少し長めに走っておくれ……。




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<数秒の夢みました。「雪投げ」。子供の僕は、はしゃいでました。いつか書きます。>





「あのう」はNO(その1) 

「あのう」はNO(その1)

僕は、よく道端で女の人に声をかけられる。

昨日は、阪急三宮の「吉野家」の前で、二人連れのお姉ちゃんに声をかけられた。
「あのう」
彼女達は旅行者らしい。でかいカバンを抱えている。
『ケケケ、神戸案内をして欲しいのか。ステーキぐらいおごってやるか、その代わり代償は……』
そうほくそえんでいると、
「あのう、これ」
と、一人のお姉ちゃんが小銭をじゃらじゃら僕に差し出した。
そして「これ100円玉に両替できませんか?」

そう、コインロッカーの前だ。
僕は吉野家用に握り締めていた「400円」をとっさに大きなパーにして見せた。

「ラッキー、待ってた甲斐あった」と二人。

僕が「あのう、これから君たち……」そう言って見ようかなと考えていたら、

僕の4枚の100円玉は大きなパーから消えて、その代わりに大量の小銭がその上に乗って、ステーキの後、「行きずりの神戸3pエッチの一晩の思い出」の夢も消えて、
世の中そんなもんだよ、と思いなおして、
もともとの目的地の吉野家に入ったら、やって来た店員のおねえちゃんがこれまたかわいいお姉ちゃんなので、ポケットにしまった400円相当の小銭を使わずに一万円札を渡して、たくさんのお釣りの小銭をポケットにしまって、ジャラジャラしながら仕事に戻ったわけ。


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<なんだか、これシリーズ化しそう、とほほ>




「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その9) 

「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その9)
「僕とおかんとドキドキおとん」シリーズはこちら

<おかん、またひらく>

ある日、ばれた。
スケベな週刊誌をこっそり見ていたのがばれた。
ただし、おかんにばれたのではなく、隣のゆみちゃん・まみちゃんが僕の部屋に来て、
こっそり隠してたエロ週刊誌を見つけたのだ。
こいつら、おかんに告げ口しやがった。

さて、今、今日、その時、小学3年生のなわない少年の歴史が動きます。

おかん、なわない少年に向かってどう対応したか!!!

「そんなに見たいンやったら、うちのん見せたる」

ガバ!!!

それ以上、書きませんし書けませんし、おえっつ。

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<上の話は全部ほんとですから>







記憶の詳細を見たい人は……。
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「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その8) 

「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(その8)
「僕とおかんとドキドキおとん」シリーズはこちら

昨日、おとんの誕生日会をした。
しかし喋るのは、ほとんどおかんだ。
主賓のおとんは横で頷く。
こんな具合だ。
「うち、最近、歳とって、料理へたになってん」おかん
「うん」おとん
「あんた、そんなとこで頷かんでもええやんか」おかん
「うん」おとん

久しぶりにそんなおかんの迫力を前にして、忘れていた辛い記憶がどんどん蘇ってきた。

例えば、エロ週刊誌を盗み読みしていたのがばれた事件だとか……。

そんな事件の一つを、思い出してしまった。

<おかん、またひらく>
ある日、ばれた。
スケベな週刊誌をこっそり見ていたのがばれた。

(明日へと続く)


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<そして僕は途方にくれて目をそむける>




つるつる起床法 

つるつる起床法

人より多いその毛を、男はふうんと眺める。
彼女は、すでに観念をして、男の言いなりだ。

っふ、さあ、剃っちゃうよ。男には躊躇がない。
彼女の決心が揺るがないために、すばやく儀式を始める。

気持ちがいいかい?
男はそう尋ねるが、彼女は羞恥心でいっぱいだ。
全てさらけ出されるのね……。

半分つるつるになったよ。と男。
外気が、そんな部分に直接あたり、彼女は身悶える。

このままでほっておこうか。と男。
いやです。この際、全部……。


……………………………………………………


眠れない人は「羊が一匹、二匹」と数える。

僕は、起きれない人だ。
だから、朝、布団の中で

「羊をひと剃り、羊をふた剃り」

そう数える。

いろいろ想像しているうちに、
欲情をして、いろんなところが起き上がる。
なんとも健康的な朝起き方法だ!






ケケケ





<おまけ>







hituji33
<ご主人様、放置プレーはやめてください>


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<上の話は全部嘘ですから>




占いはきらい、だから「なわない」 

占いはきらい、だから「なわない」

10代の終わりに、一度だけ「占い」をしてもらったことがある。
悩むことがあって、ふらふらと占いの屋台のイスに座った。
けばいおばさんが、手相を見たり、顔を見たり、ヒアリング?があったりした。
僕の将来を教えてくれるんだ。そう思うと、けっこうどきどきもした。
結果、うーんと目をつぶったおばさん。
自信たっぷりに言い放った。
「晩年、花開きます」

『はあ、晩年?おばさん、今を解決したいから占いに来たのです』
目の前が真っ暗になったのを今でも覚えている。
こりゃいかん。
これを無効にするには金を払わず逃げることだと、とっさに正攻法を考えを実行したが、占いのおばさんにこすり付けられた「晩年」の呪縛の二文字。
もう消えない。

あれ以来、占いが嫌いだと言う裏で、世間で一番「占いの結果」を楽しみにしている僕。

あれからどれだけの歳月が流れただろうか。

「晩年」っていつですか?おばさん。

僕という「花」、いつ開くんですか?おばさん。



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<もうすぐ桜は咲くというのに……>




僕の仕事はディトレーダー 

僕の仕事はディトレーダー

僕の仕事はディトレーダー。
大体、毎日、1,000,000,000円動かす。

今日は30,000,000円勝った。
負けが込んだ時は、さすがに辛かった。
「月間100,000,000円勝利」は、さすがに難しい。

でも、何とかノルマ達成。一安心。

これで時給が900円から950円に上がる。

僕はアルバイトのディトレーダー。
見たこともない雇い主から
見たこともない大金を与えられ、
いつものようにパソコンに向かう。





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<アルバイト仲間の噂では、頑張れば10万円ぐらいボーナスが出るというらしい。>




僕のあだ名はむちゃくちゃだ(後編) 

僕のあだ名はむちゃくちゃだ(後編)

ある日、家に帰るといきなり息子が真顔で言うのだ。
「お父さん、今日からあなたは『よしひろ』です」
「はあ?」
「あなたは僕に名前をつけました。だから、僕もあなたにも名前をつけてあげました」
「その、あの、名前の由来は?」
「あはは、あなたが僕につけたと同様に、適当です。なあ、『よしひろ』」

アホな親の子はアホ。

ふふふ、しかし、
息子君、君は甘いよ。

君の名前にはしっかりと由来があるのだよ。
君の名は「テツヤ」
その心は「徹夜で頑張った」子供。
眠りを忘れて、君を世に出すための作業をしたんだぞ。

ついでだ。娘君。君の名もしっかり由来があるのだよ。
君の名は「アサコ」
そう、「朝、頑張った」子供だ。
どうだ、早起きしてまで君が欲しかったんだぞ。

うん、我ながらよく頑張ったし、いいネーミングだ。



<おまけ>
もう一人子供が出来たら「ヒルオ」か「ヒルコ」に決めている。



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<さあ、「ヒルオ」「ヒルコ」作りに、今から熟女ナンパだ!!おー!!!>




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