今日は文章代行のお話です。

去年の年末から、ずっと仕事が続いていて、もう手が痛くて痛くて。
仕事以外でパソコンに触りたくないので、最近、ちょいとここもお休みをしておりました。

おっ、では手の痛みも直ったのか!
いえいえ、そう思われた方は間違いで、
今は「舌」でキーボードを打っております。
(ウソです)

さて、その年末からずっと続いていた仕事の中でも、普通の仕事以外に、結構、挨拶やスピーチ原稿の作成がありまして、年末は「新年の挨拶」そして最近は、幼稚園や小学校の父兄代表卒業スピーチなども沢山、手がけさせていただいております。

今日は、そんな文章代行のお話。

僕の所に文章代行の依頼をしてくる依頼者さんはどんな人かと言うと、当たり前ですが「文が書けない人」であります。
「文が書けない人」は、沢山、頭で書きたいことを思い浮かべてもそれがまとまらない人です。
けっして、国語の成績が悪かったとか、そんな人じゃありません。
たくさーん、思い入れがある人なのです。
例えば、3分間のスピーチに人生のすべてを盛り込みたい、そんな人です。
ですので、言いたい事がいっぱいありすぎて、だんだん、訳がわからなくなってしまいます。
で、ああ、もうだめだ、と、僕の所に依頼をします。

ただ、もう、その頃には依頼主さんの頭の中はぐしゃぐしゃになってしまっていますから、依頼のメールの内容もぐしゃぐしゃです。

そのぐしゃぐしゃになってしまった原稿の案を、なんとか整理をするのが僕の仕事です。

これがとても楽しいのです。

何度も何度もメールを読み返して、この依頼主さんは本当は何を言いたいのか、どこをメインにスピーチしたいのだろうか、と、目をつぶって考えます。
と、ぽこんと頭に依頼主さんが言いたいことが浮かぶ瞬間があります。

例えば、連脈のない原稿案の中に3度も「自治会」と言うワードが入っていたりします。
『そうか、この依頼者さんは幼稚園と自治会のつながりを重んじているのだな』とかです。
ここまで来るとしめたもんで、3分間の卒園式スピーチは、幼稚園と自治会のつながりがメインとなります。

書き終えて、メールで返信したあと、実はけっこうビクビクします。
依頼者さんは僕の書いたものを気に入ってくれるかなあ、です。
そして「ありがとうございます。私の思っていた通りのスピーチをいただきました」と、お礼のメールが来てやっと、安堵です。

そして、もう一度、目をつぶります。
遠くの見知らぬ人が、今日から僕のスピーチ原稿を一生懸命、ソラで覚えている姿を想像して……。

<おまけ>
手が痛くて本当はもう少しお休みをしようと思っていましたが、お友達の名古屋の便利屋138のOさんから「うちのお客さんで、なわないのファンがいますよ」との連絡が入りましたので、頑張って、舌でうちました。(笑)

コメント

お疲れ様です!
私も文章を上手く纏める事が出来ないので、なわないさんにブログの代行をお願いしようかなぁ・・・冗談です!(笑)
もし万が一私から文章代行(遺言とか(笑))依頼が有ったら舌で打っても良いですが、
「ちっ」って舌打ちはしないでくださいね(^o^)

>舌で打ちました

ちぇっ
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プロフィール

なわない 【おとなの絵本】

Author:なわない 【おとなの絵本】

スピーチライターやってます。

「うらない」じゃなくて、「なわない」
うらないとかに頼らずに、自分でなわなう。
うらなわないから、なわない。

おとなの絵本の作者です。





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