「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(番外編の1)

「神戸ポートタワー」僕とおかんと、ドキドキおとん(番外編の1)
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おかんが40歳を過ぎた頃だ。
最近、足が痛いと言う。
「痛いのはどこや?」と僕。

おかんの足を、しみじみと見たのは初めてだった。
びっくりした。
おかんの、ふくらはぎの筋肉は、男みたいに隆々だった。

「ちゃうねん、ちゃうねん、痛いのはここやねん」
指差す、足の裏の踵(かかと)を触ると、ぺらぺらだった。

「踵(かかと)がな、あんまり痛いから病院行ったらな、磨り減ってるらしいねん。
地べたが骨に直接当たりよるねん」
ずっとずっと、立ち仕事で、駄菓子屋と家庭を切り盛りしていたおかん。

……………………………………………………

おかんの若い時の口癖は、
「あんたら(僕と弟)を喰わすために働いとんや」
だった。
それを言われるといつも、
「そこまで言われるなら、はよ、出て行ったるわい」
それをガキの頃、エネルギーにして、不良な気持ちになっていた僕。

さてさて、その僕はと言うと、
結局、不良になり損ね、
当たり前の家族を築き、
そして、
足の裏はと言うと、ぺらぺらになっていない…………。




多分、これを見ているであろう、おかん。
そして、おかんを支えてるおとんへ。

今ごろですが、こんな場所で言います。

ごくろうさまでした、ありがとう。




dainiti777
<地震と少子化で終わってしまった商店街>
(当時、店の周りは子供だらけだった。5円や10円の駄菓子なのに、最高で一日「10万円」売れた日があった。その忙しさはすごいものだった。朝の7時から夜の24時まで、店はごった返していた)

そして、今、近所の商店街。
土曜の昼だというのに、だれも居ない。

地震がきっかけで店は閉めた。
それでよかったのかもしれない。


<おまけ>
おとんとおかんへ!
大人になったから、こんなこと書けるようになりました。でも、やっぱり、ガキの頃のうらみつらみあります。それもしっかり書きますので、よろしく、だ。


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<明日はおかんのおっぱいの話>





[18禁]地域別でHなご近所さんが探せます

コメント

ええ話や。
親に感謝できるまで私も割と時間のかかったほうなので。

私も福岡タワーで書こうかしら。

よしだよしこさんへ

うーん、よしだよしこさんには「福岡タワー」より「中洲交番」という話が似合いそうだわ。
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プロフィール

なわない 【おとなの絵本】

Author:なわない 【おとなの絵本】

スピーチライターやってます。

「うらない」じゃなくて、「なわない」
うらないとかに頼らずに、自分でなわなう。
うらなわないから、なわない。

おとなの絵本の作者です。





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