単身赴任物語(そうそう切ない話を思い出した)

単身赴任物語(そうそう切ない話を思い出した)

単身赴任の話じゃないけど、切ない話を思い出した。

ずいぶん前だけど、古いワンルームマンションを借りて仕事をしはじめた時のこと。

その日もばたばたで、仕事が一杯一杯で終電がなくなって、初のお泊り。

気分転換にと、お風呂のシャワーをつけたら「水」
じゃ、お水を溜めて、ガスつけたら「ガスつかない」
あきらめて、お風呂の水流して、仕事、もうひと頑張り。

必死で仕事してたら、やけに足が冷たい。
さっき流したお風呂の水がやって来て、床上浸水。
(配管詰まってたらしい)
気がつけば、狭い部屋、プール。

オーマイゴッド!

ジャブジャブと、タオルとか新聞とかで水を吸い取ってはベランダに流して、
何とか部屋のレスキュー終了。

でも、床は、まだまだびしゃびしゃ。

「がんがんに暖房を入れて、床ベッドで眠りましょう」作戦は無理。

一連の復旧作業を終えた後、うーんと考えても、そこしかないので、
机の上で、体育座り(?)。

それは、ほぼ冬に近い秋の夜。

狭い机の上で、
壁によりかかって、
ひざを抱えて、
ふふっ
なんだか僕は、子供みたいで、
誰かに叱られてるみたいで……。

そう思えば、大人になった僕を、誰も叱ってくれない。
これは、示唆かな……。
「少し落ち着いて、自分の仕事を振り返りなさい……」
そう、見知らぬ神様が言ってるのかも知れない。

そんなことを、タバコを吸いながら考える。

狭い窓から少しだけ見える外。
星とか見たいなあ、と上をのぞいても、ビルばっかり。

真下から、巷の酔っ払いの笑ったり泣いたりの声が聞こえてくる。

机の上の僕はというと、
「明日、起きたら違う朝でありますように……」
そう願って、蛍光灯の紐を引っ張って、眼をつぶる。

今日までの僕に、オヤスミ……。






今、単身赴任で一人。そんな日のこと思い出した。
(あんまり変わっていない自分だ「笑」)

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コメント

泣けてきました(´;ω;`)シクシク…



お休みなさいe-445

こんな体験をしたひとは なぜか心があたたかい

せつない…

悲しいというより恐ろしさを感じますね。

せつないなあ…

まんが喫茶にとまった時のことを思い出しました。

…頑張ってください!

まっちゃんさんへ

こんなことを書きながら、あの頃と同じセブンスターを吸っている僕。

かめさんへ

だから、今ではダンボールでも心豊かに眠れるのです。

野鉄さんへ

大人の怪談登りました。

ヤギさんへ

今日、イノウエさんから連絡あり。
寂しいけどがんばれですね。
近々これでお話書きます。

お!!

楽しみにしております!
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プロフィール

なわない 【おとなの絵本】

Author:なわない 【おとなの絵本】

スピーチライターやってます。

「うらない」じゃなくて、「なわない」
うらないとかに頼らずに、自分でなわなう。
うらなわないから、なわない。

おとなの絵本の作者です。





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