夜の生ごみ捨て

「夜の生ごみ捨て」

最近、私は「夜の生ごみ捨て」がとても気に入っておる。

「お父さん、寒いけれど気をつけてね」「お父さん、ごめんね」
家族の声を背に、パジャマの上にダウンジャケット、パジャマの下には念のために股引。
「いいってことよ、お前たちに辛い思いをさせてはいけねえってもんだ」
「じゃ、少しの間、寂しい思いをさせるけどな」
「父さん、行ってらっしゃい」
「おお、しばしの別れだ、おっと、部屋を暖かくしておいてくれ。それから、風呂・風呂、帰ったらすぐに入れるようにな」

家族一同、玄関まで見送ってくれる。

そして、
「よっしゃーいくぞー」
そう私は、自分に掛け声をかける。

私の大好きな「夜の生ゴミ捨て」

両手に生ゴミ袋を持つと、心がシャキっとしてくるではないか。
私を見送る家族、たいそう私のことを感謝しているであろう。

私は家族を背に、
玄関のドアを開け、
エレベーターに乗って、
すぐ前のゴミ置き場にゴミを捨て、
また、エレベーターに乗って、
玄関のチャイムを押すと、

「ありがとうね、おとうさん」
「大丈夫、寒くなかった?」

ああ、これが暖かい家族愛。
「いいか、みんな、父さんは頑張った。泣くんじゃないよ。これからは、もっと頑張ろうという自信が出てきたよ」

「父さん、ありがとー」
「とうさん、よく頑張ったねー」

「いいか、次の燃えないゴミの日も俺にまかせろ!」

家族一同 涙涙

<おまけ>
あほもおだてりゃ、ゴミ捨てる。




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たんぽぽ





コメント

こんばんは

うちの社宅、夜ゴミ捨てちゃいけないんです。
苦情言われるんです・・・。
朝すんごく早く起きて一人さみしく
捨ててます。

こんばんは

うちの方も夜はダメですね~。
まぁ・・・良かったとしても、誰も見送りしてくれませんが・・。
見送ってくれるとしたら、近所の野良猫&カラスくらいでしょうか・・あ!見送りじゃなくて、お出迎えだ(^^;)
「エサありがとう!」

えらいどー

なにげに面倒なもんですわ、とくにさぶいときは。

リアル夫がめに ツメの垢でも飲ましたってくださいー

かめさんへ

僕の爪の垢、かなりエロイので、リアル夫さんには飲ますことは出来ません。

スガジーさんへ

なんだか景色が見えてきました。

ピン助さんへ

なんだかカラスの声が聞こえてきました。
かー
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プロフィール

なわない 【おとなの絵本】

Author:なわない 【おとなの絵本】

スピーチライターやってます。

「うらない」じゃなくて、「なわない」
うらないとかに頼らずに、自分でなわなう。
うらなわないから、なわない。

おとなの絵本の作者です。





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